おやすみ読み聞かせその1

ワッホーイ、テスト終わったよ~。
ということで今日は僕の考えた鶴の恩返し特集だよ
ヘヤッ

昔々あるところでおじいさんが罠に引っ掛かった鶴を助けてあげました。
その夜、おじいさんがあばら家でおばあさんとたわいのない話をしていると。
トントントン。
「すいません旅のものです、どうか今夜お泊めいただけないでしょうか。」
と若い女性が訪ねてきました。
「特におかまいもできませんがどうぞ」
その後貧相な飯を女の人に食わせたりなんやかんやあった後
若い女が言いました。
「ありがとうございます、このお礼をしたいのでお部屋を貸していただけませんか。
朝までには終わりますので、どうぞその間は部屋の中を覗かないでください。」
老夫婦はふたりの寝室を彼女に貸し、土間で寝ることにしました。
すると
ゴリッ、ゴリッ、ゴリッ
寝室のほうから何やら音がしてきました。
「何の音だろうねぇ婆さん」
「はて何をやっているんだろうねえ」

すると次第にゴリッ、ゴリッという音に加えて
叫び声のような音が聞こえ始めました。

尋常じゃない寝室の音が気になったお爺さんとお婆さんは
障子の隙間からそっと中の様子を見てみました。
すると
血だらけの若い女が大きな石で鶴を潰していました。

「ちょっとあんた何やってんの、やめなさいよ」
「いえいえ、お爺さん違うんです。私はこの間助けていただいた鶴です。
この間の恩返しのために若い雄鶴を二三羽騙くらかしてひき肉にしていただけなんです。
見られてしまったらしょうがありません、私は帰らせてもらいます。どうぞこのひき肉は
食べてもおいしいし、高く売れるでしょうからお持ちください」

呆然とする老夫婦をしり目に若い女性の姿をした鶴は去って行きました。
もらったひき肉はあの鶴が今潰していたはずなのにもう腐っていました。
気味の悪くなったお爺さんは近くの池に塚を作ってお肉を埋めました。
その塚があった所に立っているのが今のあなたの職場です。